保健科学東日本は検査で生活をサポートしています
保健科学東日本はすこし耳慣れない名前の会社かもしれませんが、実は私たちの生活をサポートしてくれている凄い会社です。例えば、夏になると必ずニュースになるのがO-157です。下痢やおう吐などを引き起こすやっかいな感染症ですが、それを特定するのに保健科学東日本が実施する細菌検査が大活躍しているのです。尿や糞便、血液などから塗抹鏡検検査や培養同定検査、薬剤感受性検査を行うのですが、より早く原因菌を突き止めるため、研鑽が重ねられています。すでに検査の自動化を目指して自動機器を導入している検査もあります。
やっかいなのはO-157だけではありません。ウイルス肝炎やHIV、梅毒、日本人の国民病とも言われる花粉症などもあります。そして最近では大人でもアトピー性皮膚炎や喘息に苦しむ人も多くなっています。これらの感染源や原因物質を特定する検査も、保健科学東日本では行われています。 免疫検査室では、アレルギー検査や内分泌系検査、自己抗体検査を行っています。患者の前回値、関連項目を管理し、信頼できるデータを提供することで、医療機関を強力にバックアップしています。特に、A・B・C型肝炎ウイルスや腫瘍マーカー、ホルモン検査は、検体を受け取った翌日には結果をお知らせできるスピード体制を整えています。
保健科学東日本が私たちをサポートしている分野は、まだまだあります。複雑化し続ける現代の疾病を特定するには、病理検査が欠かせません。保健科学東日本では各界の病理専門医とベテランの臨床検査技師がタッグを組んで病理検査を行い、高度な情報で医師を陰から支えています。品質も信頼性も高い病理診断書を提供するだけではなく、より分かりやすい報告ができるよう、日々努力を惜しみません。
また、治療法が確立しつつあるとはいえ、恐ろしい病であることには変わりのないのが悪性腫瘍でしょう。この病を適切に治療する為には、迅速な細胞検査が不可欠ですが、この検査にも保健科学東日本は携わっています。保健科学東日本では、ベテランの細胞検査士が細胞のどんな兆候も見逃しません。さらに悪性腫瘍の疑いがある場合は検査士を経て細胞診専門医が確認し、最終的な診断を行っています。細胞診検査で疑陽性以上の検査結果がでた場合は、デジタル顕微鏡で撮影した写真つきの別紙を報告書に添付して報告しています。 このように保健科学東日本では医療に関するあらゆる検査を行うことで、私たちが健康的な生活を送れるようサポートしているのです。