保健科学東日本と生活習慣病
保健科学東日本では、生活習慣病の予防にも携わっています。
生活習慣病と言えば、現代病と言っても良いくらい広まっています。
好ましくない事実ではありますが、多くの人が生活習慣病で悩まされているだけではなく、いわゆる生活習慣病予備軍とも言うべき人も多いのです。
生活習慣病だと自覚しつつも、診断を受けていないので生活習慣病としてはカウントされていない人も含めると、多くの人が生活習慣病を抱えて生活していることになります。
生活習慣病は、本人の生活の不摂生だけではなく、遺伝の影響を受けている場合があります。そのため、同じような生活を送っていたとしても、リスクの大きさは人によって変わります。
保健科学東日本では、生活習慣病のリスク検査を行っているため、検査を受けることで自分が生活習慣病になりやすいかどうかを知ることができます。
遺伝子検査であらかじめリスクが高いことが分かっていれば、前もって生活習慣病にならないように心がけることもできるため、生活習慣病の予防を行いやすくなります。
また、保健科学東日本では、遺伝子検査だけではなく、様々な検診も行っています。学校教職員や介護事業従事者、そして食品の製造や食品を取り扱う方は、検便検査を行い、腸内細菌や病原菌がいないかどうかをチェックする必要があります。
その時に行われる検便検査も保健科学東日本は対応しています。
感染性が高いノロウイルスの検査もできるため、もし、感染者がいた場合は、すみやかに対策をとることができます。
保健科学東日本の検便検査は、腸内細菌病原菌の検査報告日数は7日から10日、ノロウイルス検査では3日から5日を要します。ノロウイルスRNAの検査は1日から2日でFAXによる報告が可能なため、陽性かどうかを速やかに知ることができます。
さらに、児童や生徒の検尿や蟯虫卵検査も行い、企業から教育現場までさまざまな人々の健康を守っています。
保健科学東日本は、水質調査という別の観点からも人々の健康に携わっています。
生きていく上でなくてはならない飲料水や、学校や遊泳施設で使用されているプールの水質調査も依頼することが可能です。
これは、清潔な水質を保ちたいと考えている企業や学校、施設などにとって重要な検査になります。
検査業務と聞くと一般の方にとって身近に感じにくいイメージがありますが、保健科学東日本の技術は一般の方が暮らす現場に根付く、非常に身近な存在です。