保健科学東日本は医療機関との結びつきが強い

保健科学東日本は広く検査業務を展開していますが、その中でも医療に関する検査は事業の中でもメインとなっています。そのような関係もあって、医療機関とのつながりはかなり深いと言えます。各病院で患者の検査を実施していますが、この検査結果を出す役割を担っています。よく行われる一般的な検査から少し特殊で、専門知識や技術のいるような案件についても請け負っています。

血液検査は健康診断で行われるオーソドックスなものでしょう。保健科学東日本の場合、検査体制が整っているため、スピーディに作業を進めることができます。迅速な結果報告ができることから、医療機関の間でも重宝されています。採血では、さまざまな分野の検査が可能です。例えば、血糖やヘモグロビンA1cに関する検査は、採血管に入っているものだけで可能だといいます。つまり患者にかかる負担を最小限にできるわけです。設備も充実していて、血球数算定の専用機器を有しています。異常細胞が見つかった場合でも採血の翌日には結果を医療機関に報告できるようになっています。早く結果が出れば、早期に治療にも取り掛かれます。

保健科学東日本では免疫検査にも定評があります。その中には肝炎やHIVのような感染症の検査も含まれています。病院以外にも医療系機関からの発注も受けています。肝炎やHIVについては広く一般にも知られるようになって、検査を希望する人は一昔前と比較すると増加しているといわれています。そのため今後も保健科学東日本で行われる検査として重要なものとなるでしょう。

医療関係者にとって、検査結果を正確に把握して、患者にその情報を提供することは必須です。そうでないと適切な治療ができなくなりますし、患者も納得して治療に臨むことができないからです。検査結果に問題があれば、大きなトラブルにも発展しかねません。保健科学東日本はそのような事態が起こらないように品質保証体制が充実しています。例えば結果に関する精度を管理するために、社内で厳しいルールを設けています。この基準は公式サイトなどでも公開されています。医療関係者にとってこういった品質保証は特に重要な部分です。各種認定も取得して、客観的に信頼できる体制も整備されています。上で紹介したジャンルだけでなく、病理組織検査や細胞診検査などにも対応しています。幅広い分野の専門家が在籍しているからこそ、バラエティに富んだ対応ができるわけです。