プロが検査にあたっている保健科学東日本
医療機関では、日々さまざまな疾病を抱えている患者さんを救うために奮闘しています。このような医療スタッフをサポートするために、保健科学東日本では検査体制を充実させています。例えば病理組織検査では、各領域の専門医と経験豊富な臨床検査技師が連携して検査業務を行っています。そのため、どのような病理組織についても、精度の高い検査結果を報告できるような体制を整えています。
保健科学東日本は人材だけでなく、検査機器も整っており、施設設備については、衛生検査書指導要領に準拠しています。さらに、作業は業務の品質を維持して均一にするための指示書であるSOPに基づき進められます。つまり、徹底した精度管理を実施することで、高品質で信頼性の高い病理診断書の提供が可能となっています。また、手術材料などの病理組織の場合、大型になることもありますが、保健科学東日本ではより分かりやすい報告をするため、デジタルカメラなど駆使して資料提示の仕方を工夫しています。このように、保健科学東日本は資料を受け取った医療スタッフが理解しやすくなるように日々努力をしているのです。
保健科学東日本では細胞診検査も実施しています。こちらも経験豊富な細胞検査士が検査を担当しており、ユーザーの期待に応えられるだけの体制を整備しています。細胞診標本を保健科学東日本に提出すると、細胞検査士が早速確認作業に入ります。もし悪性腫瘍の疑いがある標本の場合は、細胞診専門医が診断して悪性腫瘍かどうかの結果を出してくれます。こういった体制は、現場の医師が速やかに治療に移れることに繋がっています。
細胞診検査では、デジタル顕微鏡を使用して、初期の病変でも見逃すことなく発見できるように努力しています。持ち込まれる標本の中には、疑陽性のものも出てくるでしょう。そういった疑陽性以上の検査結果に関しては、報告書だけでなく実際に顕微鏡に映った写真も添付して報告しています。画像データも一緒に提出することで、なぜそのような診断に至ったか、詳細な説明もできます。受け取った医師も納得して、その診断に対応した治療を速やかに行えるでしょう。このように、医師が自信を持って治療に入れるような根拠のしっかりした検査データの提出をしているので、信頼性が高いわけです。しかも保健科学東日本では、幅広い疾患の細胞診に対応しているため、多種多様なジャンルの検査が可能となっています。