保健科学東日本で取得している各種認定資格

保健科学東日本では検査業務の精度管理を実施し、すべての工程で精密に作業を行えるよう業務の画一化を図っています。
この精度管理システムが効果的に行われているのか、維持されているのかを第三者機関から定期的に監査を受け、認定資格を取得しています。
保健科学東日本が主に取得しているのは、ISO15189認定やプライバシーマーク、医療関連サービスマークの3つです。
ISO15189認定は、保健科学東日本が最初に取得したのは2008年10月6日で、直近では2021年7月に更新認定を行っています。
ISO15189認定は公益財団法人・日本適合性認定協会が実施するもので、臨床検査室の技術が確かなものか証明するものとなっています。
この認定を取得していることで臨床的に良質な検査が行われているとみなされ、検査時における様々なインシデント・アクシデントの低減につなげることも可能です。
プライバシーマークは個人情報を適切に保護するための環境・体制を整えている事業者などを評価し、プライバシーマークの使用を認めたものです。
個人情報保護はインターネットが普及した昨今、特に重要性を極めています。
プライバシーマークがあることで事業者は法律への適合性や個人情報保護に関するマネジメントシステムの確立と運用を行っていると判断できます。
保健科学東日本にも「個人情報保護方針」を設定し、臨床検査データを含む多くの個人情報を厳密に管理し、情報漏洩の防止につなげていくと示しているのです。
また、個人情報を適正に取り扱うために、マネジメントシステムの運用だけに留まらず社長自らが見直しを図り、会議体にて討議と監査による継続的な改善に努めています。
医療関連サービスマークは、1991年12月1日に取得したもので直近では2019年10月1日に更新認定されています。
医療関連サービスマークは、一般財団法人・医療関連サービス振興会が実施するもので、医療法第15条の3に基づき良質な医療関連サービスが提供されていることを認定基準に定めています。
認定は年3回実施しており、2~3年ごとに更新認定を実施します。
資格要件などは各業務によって異なりますが、衛生検査所業務の場合は経営状態や法律・法令に遵守しているか、検査の質を継続的に向上させる自主性を有しているかなどから判断し、認定しています。
保健科学東日本はこれらの第三者機関から定期的に認定を受けることで、検査品質の維持・向上に取り組んでいます。
安心できる高品質な検査が実施できるよう、常に品質保証体制を整えているのです。