環境保全から人の健康を見守る保健科学東日本
私たちが健やかに生きてゆくのに欠かせない物質と言えば水や空気ですが、それらに含まれる物質に対して私たちは深く考えることなく生活をしています。日本では、水道の蛇口をひねれば何の心配もなく口にできるきれいな水が出てきます。そうした誰もが当たり前だと感じている良質な環境を維持、管理し続けている信頼度の高い会社が、保健科学東日本です。
壁紙の接着剤やペンキ溶剤に含まれる化学物質が室内の空気を汚染すると、シックビル、シックハウス症候群といった症状の原因になります。また、埋め立てに利用する土壌や、産業廃棄物を適正にチェックしなかった場合、後に有害性が確認され、土壌の入れ替えなど大掛かりな対策が必要となるケースも考えられます。こういったリスクを未然に防ぐために、検査機関によるチェックや分析が必要になってきます。また、病院などの空気洗浄度を検査し院内感染を防いだり、食品衛生検査などを通じたりして食品を扱う職場の衛生管理や職員の衛生意識の向上を促すことも大切です。保健科学東日本ではこれらの項目について、人体に影響が及ばないとされる基準値に基づいて厳しくチェックしています。目に見えない有害物質や汚染状況を科学的に数値化させて、どういった物質が影響を及ぼしているのかを調べるべく細かい分析をし、視覚的に明らかにしています。そうすることで、安定した環境が保たれます。
保健科学東日本は、生命の源である水や空気などの限りある資源を無駄にすることなく再生産し、美しい状態を保ちながら循環させることが重要だと考えています。そのため環境への取り組みとして6つの基本指針を掲げ、その指針に基づいて環境保全に積極的に取り組んでいます。
保健科学東日本は水質検査機関として厚生労働大臣の登録を受けており、公定法に基づいて、水の使用目的に応じた水質のチェックも可能です。中でも多くの人々が直接口にする飲用水の検査項目は非常に細かく、55種類もの物質について検査しています。飲用水だけでなく、プールの水質や透析患者の命に関わる専用の水など、それぞれの用途に適した水となっているかを確認しています。厳しいチェックを受けたこれらの水は、スポーツクラブや医療機関など、私たちの身近な施設で多く使用されています。保健科学東日本は私たちの健康を守るため地球環境にまで視野を広げ、徹底した管理と充実した検査体制とで、私たちの暮らしに身近な環境保全に貢献している検査機関です。