安全な検査を提供する保健科学東日本

保健科学東日本は、臨床検査において数々の実績がある企業です。多くの医療機関との取引があり、その検査項目も多岐にわたります。

まず一般検査です。これは、健康診断などで行われる尿検査にあたるものです。尿道は腎臓と直結しているため、腎臓の異常を見つけることができます。腎臓は体にとって必要なたんぱく質を再吸収する役割を持っているのですが、腎臓に異常が出てくると、それがうまく行われず尿にそのままタンパク質が残されてしまいます。そのため、尿内にあるタンパク質の数値が高くなってしまいます。また、糖尿病や、尿潜血、尿ビリルビンといったことも分かります。尿検査から分かることはこのようにたくさんあるのです。

また、生化学検査・血液学検査も行っています。これらは、預かった血液を用いて行う検査で、血糖やヘモグロビンA1c、血液の凝固機能が正常に働いているかといったことが分かります。生化学検査においては、最新の自動分析の機械で処理をしますので、翌日には医師の手元に届けるように努めています。さらに、急を要する検査においては、血液が届いてから、1時間以内で検査結果を報告できるようにしています。それに加えて、保健科学東日本では、患者さんへの負担を最大限にまで減らしたいという願いがあります。そのため、採血管1本でできる限りの情報が提供できるように取り組んでいます。先に挙げた、血糖、ヘモグロビンA1cの測定ならば、採血管1本で可能です。

このほかにも、細菌検査や、免疫検査も執り行っています。細菌検査は、感染症である大腸菌O-157などを検出することができます。食中毒や感染症の原因場所を特定することで、原因究明に努めているのです。免疫検査では、ウイルス肝炎、HIV、アレルギー検査、自己抗体検査といった感染症についての検査ができます。これらの病気は、重病ということもあり、正確な結果や精密な機械を要するものです。保健科学東日本では、専用システムが使われているため、信頼度のあるデータを提供することができます。

医療技術の発展には、病院だけでなく、医療機関と提携している検査機関の進歩も欠かすことができないものです。医療機関から預かったデータを正確に届けるために、最新の機器や技術を使って提供しています。このように、保健科学東日本は、さまざまなニーズに応えるべく、より良い体制を整えています。私たちが安全に暮らせるように保障がされているのは、日進月歩し続けている保健科学東日本によるものなのです。